2025年8月3日日曜日

レイバーネット日本HP「米国労働運動」- レイバーノーツ誌翻訳記事

  私はアメリカの草の根の労働運動の情報誌であり、かつ労働運動の活性化を目指す変革潮流でもあるレイバーノーツに1989年から関心を持ち、関わり続けてきた。

 アメリカの労働運動の最先端の動きを伝えているレイバーノーツ誌の記事を日本に紹介することには意義があると思い、2018年4月から毎月1本記事を選んで翻訳し、レイバーネット日本のウェブサイトに掲載してきた。7年余り続けて、88本目となった。ここにその一覧を掲載する。



2025年6月4日水曜日

 《 アメリカ労働運動論文リスト 》

 私は1990年代初めからアメリカ労働運動に関する翻訳に関わってきた。アメリカの新しい労働運動の胎動を日本に伝えたい、という一心で翻訳し、紹介してきた。自分で書いたものも含めて、30点近くになったので、時系列にまとめてみた。


1.  翻訳/山崎精一、田中 宏著「アメリカにおける人種差別との闘い」を読んで(上・中・下)『労働法律旬報』1997年3月号

2.  ネルソン・リヒティンシュタイン著/山崎精一訳、荒谷幸江編アメリカ労働運動の現状(上・下)『労働法律旬報』1999年6月、7月号

3. 日本からアメリカ労働運動を見る目 ---組織化と国際戦略をめぐって---『労働法律旬報』20004

4. マット・ノイズ著 山崎精一翻訳 「米国の社会運動ユニオニズムと「新しい労働運動」の考察」上・下 『労働法律旬報』2005年2月下旬号・3月下旬号 掲載

5.  渡辺勉共著「国際連帯から労働運動の変革を考察する」『社会運動ユニオニズム』200511月 所収

6. 飯田勝泰共著「深まる国際争議支援の経験」『社会運動ユニオニズム』200511月 所収

7. ハイディ・ゴットフリート著 山崎精一翻訳・補足 「労働組合におけるジェンダー課題の取り組み」〔『労働法律旬報』1652号(2007年7月25日発行)掲載〕

8. 共著 「大学と労働運動、社会運動をつなぐ橋:アメリカの大学のレイバーセンターとは何か(下)」〔『労働法律旬報』1692号(2009年3月25日発行)掲載〕

9. 「社会運動ユニオニズム研究会報告:アメリカから2人の活動家&研究者を交えて」〔『労働法律旬報』1738号(2011年2月25日発行)掲載〕

10.  マット・ノイズ著 山崎精一翻訳「もうひとつの労働運動は可能か?/書評『反抗する一般組合員:長い70年代の労働者戦闘性と下からの反乱』(第二部)」〔『労働法律旬報』1761号(2012年2月10日発行)掲載〕

11. マット・ノイズ著 山崎精一翻訳 「もうひとつの労働運動は可能か?/書評『反抗する一般組合員:長い70年代の労働者戦闘性と下からの反乱』(第一部)」〔『労働法律旬報』1759-60号(2012年1月25日発行)掲載〕

12. マット・ノイズ著,山崎精一翻訳「トラブル・メーカーズ・ハンドブック入門:この本を手に、トラブルを起こそう」〔『労働法律旬報』1788号(2013年3月25日発行)掲載〕

13. 大井吞共著「草の根の日中労働者交流の試み:広州労働研究交流報告」〔『労働法律旬報』1810号(2014年2月25日発行)掲載〕

14.「亜米利加労働運動事始」20151220日発行

15.「米国労働運動の最新状況」『Work & Life 世界の労働』2016475頁―82

16. 「アメリカ労働運動の爆心地シカゴを旅する」『自治体労働運動研究』 20166月号 38頁―44

17.「レイバー・ノーツ大会とシカゴ教員ストライキ」〔『労働法律旬報』1866号(2016年6月25日発行)掲載〕

18.「シカゴ教員ストライキと社会正義ユニオニズム」『現代の理論』デジタル10201611月 http://gendainoriron.jp/vol.10/rostrum/ro01.php

19. 『バイデンの防火壁』は労働組合」、『労働情報』1000号、2020年、44-47頁。

20.  講演: アメリカ労働運動はなぜ元気なのか?  2020227

21. 「アメリカ大統領選挙と労働組合」『季刊・労働者の権利』20214月号 

22.「共通の利益のための協約交渉(BCG)運動とは」『労運研レポート』第100号(202210月)

https://www.rounken.org/%E5%8A%B4%E9%81%8B%E7%A0%94%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88/ 

23.  講演: 「アメリカ労働運動はなぜ面白いか」 20221211日 未来塾

24.   講演: 「アメリカ労働運動はなぜ面白いか」 2023315日  APALA読書会

25. 講演: 「アメリカ労働運動 変革の展望」  2023812日 労運研究会

26. 「アメリカ労働運動 変革の展望」  2023910日 労運研レポートNo.111

  https://acrobat.adobe.com/id/urn:aaid:sc:ap:b1fa1ffb-44bc-4151-a937-adb62dbe66e6

27.  講義: 「アメリカ労働者はなぜストライキをするのか?」 2023112日 獨協大学 全学総合口座

28. 講義:「アメリカ大統領選挙に労働組合はどう関わったか?」 20241121日 

獨協大学 全学総合口座

29. 「トランプと対決するアメリカ労働組合 連邦公務員の団交権剥奪を巡って」『世界の労働」2025年3号

2025年4月9日水曜日

「ミャンマーにおけるSDGs推進と労使関係」JSPS科研費19K12485

明治大学労働教育メディア研究センターの客員研究員中嶋滋を研究代表者とする科研費助成事業による研究「ミャンマーにおけるSDGs推進と労使関係 ー サプライチェーンに焦点を当てて」は2019年度から2024年度にわたり6年間実施された。山崎精一は研究分担者の一員として参加し、ミャンマー1回、タイ国メーソート2回、計3回の現地調査に携わった。その2冊の報告書と報告ビデオを収録した。

1. 報告書「クーデター後のミャンマー労働運動」  ミャンマー科研費報告書改訂版.pdf 

       同 表紙            ミャンマー科研費報告書表紙改訂版.pdf

2. 報告書「軍政と立ち向かうミャンマー労働運動」 2024ミャンマー科研費報告書.pdf  

       同 表紙            2024ミャンマー科研費報告書表紙.pdf

3. 報告ビデオ2025年1月             報告ビデオ「科研費メーソート調査」